2006年04月09日
奄美いいトコ紹介⑤ ~喜界島編 ムチャカナ公園 ~
今日はムチャカナ公園について紹介します。
奄美民謡として有名な「ムチャ加那節」の舞台となっている場所がこちらです。
昔、加計呂麻島(かけろまじま)の生間(いけんま)という集落にウラトミという名の美人がいました。
1821年の薩摩の役人による奄美検地の際、ウラトミは薩摩の役人に気に入られ妾(めかけ)(正式な妻ではないが夫婦同然の暮らしをしている女性)になるようにと進められたがこれを頑なに拒みました。
ウラトミは小舟に乗り、流されて喜界島の小野津(ムチャ加那の碑が立場所)に着きここで村人に救われ暮らしました。
その後、この地で結婚したウラトミはムチャ加那を授かりました。ムチャ加那もウラトミ以上といわれる程の美人でした。
ある日、その美しさを妬んでいた女友達に誘われ、アオサ(海苔)を取りに行った際、海へ突き落とされムチャ加那は溺死してしまいました。
事実を知ったウラトミはショックで自殺してしまうという悲しい物語です。
ここ喜界島はウラトミの墓とムチャ加那の碑、そして住用村の青久にはムチャ加那の墓があります。
ムチャ加那の碑の前で手を合わせて祈ると生前の美しいムチャ加那とウラトミの姿が浮かぶようでした。
「ムチャ加那節」
『喜界や 小野津の 十柱(トゥバヤ)ムチャ加那 青さ海苔(アオサ)ハキギヤ いきょや(イモラメヤ)ムチャ加那』
奄美民謡はどことなく物寂しげな部分がありますが、このように歌詞の意を感じ取りながら聴くとより一層哀愁が漂い、心に強く響きました。
ムチャ加那節の解説はヤマキュー企画さん写真で訪ねる島唄の風景 にも取り上げられています。
ご参考にどうぞ。
次回は黒糖焼酎工場を紹介します。
お楽しみに。
Entry ID: 363 投稿者 : 2006年04月09日 16:52
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