2006年04月23日
奄美いいトコ紹介⑦ ~奄美大島編 加計呂麻島①
みなさん、こんにちは。フロントの大城です。
今日から奄美いいトコ紹介は舞台を喜界島から奄美大島へと移します。
その中でも今日からは加計呂麻島の紹介です。
加計呂麻島は奄美大島本島の南に位置し北は大島海峡、
南は太平洋の海に囲まれた人口は約1700人の小さな島です。
読み方は ”かけろまじま”と呼びます。
よく観光で訪れた方は ”かけろじま”とか”けろまじま”などと間違われたりします。
加計呂麻島にも元々実久村、鎮西村の2村が存在しましたが
昭和31年「昭和の大合併」により当時の古仁屋町、西方村、鎮西村、実久村
が合併を行い瀬戸内町となりました。
また同時にこの合併で加計呂麻島などの周辺の町では
過疎化が急激に進んだと言われています。
なるほど確かに昭和30年頃は8000名近くあった人口も
昭和45年には3800人まで
減少していました。
この過疎化は現在にまで至り、深刻な状況と言えるでしょう。
自然が多く残るこの島は
戦争の跡地も多く残っています。
そのひとつが安脚場(あんきゃば)という集落にある弾薬庫です。
大正9年に構築された、旧陸・海軍の弾薬庫。
この安脚場は、加計呂麻島の東に位置し大島海峡の東の入口として、
砲台跡や防備設備など数多くの戦跡が残っています。
写真がその戦跡のひとつです。
コチラの写真ではわかりづらいですが、建物の上にソテツの木やリュウキュウマツなどの植物を植え空からの爆撃の目隠しになるようにしていたそうです。
展望台からの眺めです。
マリンステイション奄美本館もバッチリ写っています。
この場所なら見晴らしがよく敵艦が入ってきても直ぐ発見できるでしょうね。
この展望台へと続く道脇には石段が立派な石段が詰まれています。
これも大正時代に作られたようです。
これほどしっかりした造りからこの安脚場の防衛設備が、どれだけ重要位置にあり重宝されてきたことが見て感じ取れました。
次に向かった先は諸鈍集落です。
この諸鈍という集落は映画 男はつらいよ 最終作 「寅次郎紅の花」の舞台にもなりました。
女優の浅丘ルリ子さん演じるリリーの家があったのもこの集落の家です。
今は下記の写真のように記念碑が立てられています。
監督の山田洋次監督は今でもプライベートでこの加計呂麻島を利用しているようです。
「加計呂麻島をこれ以上観光地化して欲しくない」と言っており自然のままの加計呂麻を
こよなく愛されていることが分かります。
諸鈍集落といえばもうひとつの見所はデイゴ並木でしょう。
80数本植えられたデイゴは5月の終わり頃から6月頭にかけて赤いきれいな花を咲かせ、散った花は道路までも真っ赤に染めるほど美しいです。
また昔からデイゴの花が咲き乱れる時は多くの台風が直撃するなどとも言われ、デイゴの開花状況を見ながらその年の天気の予報をしていたと言われています。
今年も開花が近づいてきました。
開花時期は1週間ほど、写真の木の枝が真っ赤に染まる頃たくさんの観光客の方がその花を見に訪れます。
見学を兼ねて今年の台風予想をするのも面白いかもしれませんね。
Entry ID: 374 投稿者 : 2006年04月23日 14:36
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