2006年05月12日
奄美いいトコ紹介⑧ ~奄美大島編 加計呂麻島② ~
お久しぶりです、フロントの大城です。
ここ最近でグッと暑くなり今日も最高気温が30度近くまで上がっております。外に出ると何をするでもなく汗が出てくる天気です。
今日は前回からの続きで加計呂麻島の紹介です。
まずはこの静かな海を御覧ください。
ここは加計呂麻島の呑ノ浦海岸で加計呂麻島の中でも山に囲まれた入り組んだ場所にあり、普段は穏やかで波があまり立たない地形となっております。この入り組んだ地形を利用して戦時中、日本軍の第18震洋隊が置かれていました。
写真は震洋隊が保有していた震洋艇で上記の艇は残っている資料を基に復元したものです。
昭和19年4月軍令部から提案された特殊兵器として写真のように震洋艇が利用されました。
この震洋艇とは簡単に言うと、艇首に爆薬を積み込み、全速で敵艦船に衝突するモーターボートです。
この艇は戦時中、部品不足の中、量産されたため主機関は自動車のエンジンを利用していたそうです。
そしてこの呑ノ浦の第18震洋隊を指揮していたのが後の作家 島尾敏雄です。
多くのボートは待機命令を受けて壕の中に宙づり状態に置かれたまま、敗戦を迎えることになりました。
「出発は遂に訪れず」という彼の言葉は呑ノ浦での経験をもとに書いたいくつかの作品のタイトルにもなっています。
いつ出撃命令が下されるかわからない状況下での一日一日は過酷で厳しいものだったでしょう。
今ではすっかり静かでのんびりとした場所となっていますが、こういう戦況下にあったことを忘れずに語り継いでいかないといけないですね。
Entry ID: 395 投稿者 : 2006年05月12日 12:56
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