奄美大島最南端のホテル、マリンステイション奄美。周囲は奄美の大自然。シュノーケリングやダイビング、シーカヤックなど海のレジャーからイベント、キャンペーン案内やレストランでの島料理まで、情報満載のブログです。
2011年11月05日

11月2日の大雨による土砂崩れは着々と復旧が続いています。
が、マリンステイションへはまだ車で行くことができず、陸の孤島状態です。
陸の孤島といっても、もともと島なので海上交通は得意分野。
ということで、お泊りのお客様は船で、ホテルの桟橋からチェックインです。

古仁屋からヤドリ浜まで20分ほどで到着。

急な予定の変更で面倒な乗換えだったにもかかわらず、
「あ~貴重な体験ができた」と言ってくださった一言でとても救われた気がしました。
ありがとうございます。
道路の復旧も急ピッチで進んでいて、
蘇刈集落までは通行できるようになりました。

流入していた土砂は、

すくい取って道路わきに寄せます。

こんな大崩落は、

こうやって道路を上に通しました。

樹木ごと崩れていた蘇刈の先の海沿いの道も、

すべて取り払われすっきりしています。


最前線にいたのはパワーショベルとブルドーザーと大型ダンプ。
彼らの後に道ができていく頼もしい3トップです。
ホテルのあるヤドリ浜まであと約1500メートル。
土砂崩れは3箇所。
このペースでいけば6日のお昼過ぎには開通する、と予想しています。
(現場の方はそうははっきり言ってません)
11月5日19時の時点での奄美大島南部の通行止め区間は2ヶ所。

①清水集落と嘉鉄集落の間
②蘇刈集落から先(そこにホテルがあるのです)
嘉鉄、蘇刈集落へは、阿木名から伊須を経由して行くことができます。
ホテルは電気・ガス・水道、すべて問題ありません。
ただ電話線が切れているので、ファックスとインターネット(メール)が不通です。

もちろん電話線も工事していますが電柱が倒れているのところが多く難航中。
こちらは推定あと3日、といったところ(でしょうか?)。
投稿者 マリンステーション : 19:31| コメント (2) | トラックバック (0) | ▲
2011年11月03日

昨日の大雨被害で停電と断水の不安な一夜を過ごし、
11月4日の復旧状況です。
午前中に、お泊りのお客様のチェックアウトです(断水、停電でご迷惑おかけしました…)。
道路は土砂崩れで通行できないので、ホテルの船で古仁屋へお送りしました。

大雨に加え竜巻のような突風で折れた玄関前の巨木パパイヤの撤去。意外に重い。
そのあと土砂と岩で埋まっていた水源地の清掃。
地下水のパイプ破損の修理。
蘇刈集落とヤドリ浜は孤立したままです。
周辺の土砂撤去はまったく進まず、道路は通行止めが続いています。
作業車が入れないと電力も復旧できないと聞いていたので、最大の懸案事項の停電は今日も復旧できないだろうな・・・と思っていたのが、夕方の彼らの出現で急展開。

船で上陸した5人のプロフェッショナルが手際よく作業に取り掛かりました。

ふたりが電柱に登ってさっそく点検そして修理。隣の電柱のひとりと声を掛け合いながら器具を使って電線を張っていきます。

ひとりはするすると木に登ってじゃまな枝を切り落とします。電力会社の仕事というよりはきこりのそれを思わせる無駄のない動きが頼もしい。

喜んでいるのはヤギのうめちゃんだけ。あちこちの崖崩れで大量のエサになる木がたくさん崩れ落ちてきたからです。ということで、本日のごちそうはトベラ。満腹!満足!!

点いた! 電気ってすばらしい。夕方4時半、電気復旧しました。九州電力のチームの皆さん、本当にありがとうございます。断線しているところをこうやってチームでつなぎながら、ホテルのあるヤドリ浜まで延電してくれました。
ポンプが稼動したので給水もOKです。これでお客様をお迎えできる環境は整いました。
ただ嘉鉄から蘇刈、そしてヤドリ浜への土砂が残っているので、道路が通れません。
一部お客様はホテルの船でチェックインしていただく予定です。
また電話線はまだ断線したままなので、インターネット、ファクシミリが不通です。
ホテルの代表電話(0997-72-1001)は携帯電話へ転送しているのでおおむね通じるようになりました。
投稿者 マリンステーション : 21:03| コメント (8) | トラックバック (0) | ▲
2011年11月02日

11月2日午前の猛烈な大雨で被害が出ています。
奄美大島南部の古仁屋からホテルのあるヤドリ浜まで車が通れない土砂崩れが17ヶ所(11月2日午前10時ホテルスタッフ調べ)。
そしてマリンステイションは停電、断水しています。(2011/11/02 19:00)

車両は完全に通行止めなので、古仁屋方面から徒歩で行ってみました。

清水からマネン崎への登り道。昨年の豪雨で崩れて先日ようやく修復されたところだったのですが、また崩れてしまいました。

マネン崎から嘉鉄へ下るところ。えっ!? こんなところが、というところの山肌が大規模に滑り落ちています。

電柱をなぎ倒し電線を巻き込んでいます。このせいで、嘉鉄、蘇刈、ホテルのあるヤドリ浜は停電になりました。

楽するつもりで、何をまちがえたか自転車を担いできたのですが、ここで断念。ガードレールの脇に置いていくことにしました。

水を含んだ赤土はゆるくてひざまで足が埋まります。

嘉鉄の入り口では軽トラが押し流されています。乗っていた人は脱出して無事のようでした。

嘉鉄集落から蘇刈集落へ向かう峠。防壁のネットごと剥がれ落ちています。

峠を越えて下りはじめた先のところ。ぽっきり折れたコンクリートの電柱が急に激しい力がかかったことを伝えています。

ここが一番ひどい土砂崩れだったように思います。道路をふさぐ赤土の山を前にちゅうちょすること数分、意を決して上るとイノシシ2匹がいました(わかりますか?)。崩れた所々にミミズがたくさん出てきていたのでそれを食べていたようでした。

蘇刈集落の入り口。山からの土砂が流れ出て層になっています。蘇刈はほぼ全家屋が浸水被害を受けたようです。

蘇刈集落を超えてヤドリ浜へ向かう海沿いの道。ここまでは県道、ここからは町道です。あぁもういやだと思いながらヤブこぎ。

コンクリート護岸にたっぷり土砂がたまっています。雨は上がって青空も出てきたのですが山からの水がハンパない量。ちなみにここは普段は水なんて流れていないところです。

ホノホシ海岸を越えてホテルのあるヤドリ浜へ向かう途中。車は通れないですが少し隙間があるので、小規模に感じてしまいます。ホテルまではあと500メートルぐらいです。

あぁ崩れている! ホテルへの入り口の道までも崩れています。

乗り越えてホテルへ。ホテルの車両は移動させましたが、1台は間に合わず後ろのガラスが割れてしまいました。

反対側(ホテル側)から見たところ。・・・やんぬるかな
今まで見たことのない被害です。昨年の奄美豪雨災害をはるかにしのぐ規模でした。
雨の上がった昼ごろから、県や町の方々の尽力で復旧は進んでいます。
古仁屋と清水(トンキャン)は通行できるようになりました。
嘉鉄も通電したようです。
ホテルもまず何よりも電気がほしいです。
電気がくれば給水もできるようになりますし。

道路の復旧は未定なので、足止めされていたお客様はホテルからは船で古仁屋へ向かいました。
古仁屋から名瀬・空港方面へは通行できます。ただ一部で片側通行、古仁屋-名瀬間はバイパス(篠川経由)です。
ホテルの電話(0997-72-1001)は停電のためつながりません。
ホテルの携帯電話(080-5272-8537)へおかけください。
※ただしホテルの携帯電話もつながりにくくなっています。近くのドコモ電波塔が停電しているためだと思われます。
道路状況については下記にて確認・問い合わせください。
鹿児島県道路通行規制状況
大島支庁瀬戸内事務所 0997-72-2111
投稿者 マリンステーション : 22:29| コメント (8) | トラックバック (0) | ▲